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懐かしの映画館

SAYURI


SAYURI

Memoirs of a Geisha
Ziyi Zhang

SAYURI

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この作品は、アーサー・ゴールデン原作のベストセラー「Memoirs of a Geisha」をアカデミー賞6部門に輝く「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化したもので、スティーブン・スピルバーグ監督が1997年の原作出版直後に映画化権を取得し製作をしていることでも話題を呼んでいます。

主役の“さゆり”には、『HERO』『LOVERS』で世界的女優となったチャン・ツィイーが抜擢され、ヒロインが思いを寄せる“会長”役に、『ラスト サムライ』でのアカデミー賞ノミネートも記憶に新しい渡辺謙、さゆりを導く芸者“豆葉”役に『グリーン・デスティニー』のミシェル・ヨー、さゆりに敵愾心を抱く芸者“初桃”役に、中国映画界のトップ女優であるコン・リー、さゆりの置屋仲間の“おカボ”役には工藤夕貴、また、さゆりに心惹かれる“延(のぶ)”役で役所広司、置屋の女将“おかあさん”役に桃井かおりが起用され、記念すべきハリウッド初進出を果たしています。




SAYURI
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製作年度 2005年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 146分
監督 ロブ・マーシャル
製作 ゲイリー・バーバー 、ロジャー・バーンバウム 、
ボビー・コーエン 、パトリシア・ウィッチャー
原作 アーサー・ゴールデン
脚本 ロビン・スウィコード 、ダグ・ライト
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演 チャン・ツィイー 、渡辺謙 、
ミシェル・ヨー 、役所広司 、桃井かおり


公式ホームページはコチラ



ーーー物語ーーー

SAYURI貧しい漁村に生まれた少女・千代(チャン・
ツィイー)は、9歳の時に花街の置屋に売られ
下働きをしていました。
そこには、千代と同じ境遇の少女・おカボと、
花街一の売れっ子と評判の初桃がいて、
千代は初桃にいつもイジメられていました。
そんな辛い日々を過ごしていた千代に、ある日
運命の出会いがやってきます。ひとり涙に
暮れていたところに、立派な身なりの紳士
(渡辺謙)が現れ「こんな良い日和に泣いては
いけないよ」と優しく声をかけてくれたのです。



SAYURI「会長」と呼ばれるその男は涙をぬぐうための
ハンカチと小遣いを千代に手渡すと、連れの
芸者たちと共に立ち去りました。
その日から千代は、「もう一度会長さんに
逢いたい」という一心で、一流の芸者を目指す
決意を固め、指南役の豆葉の厳しい指導により
ミステリアスな輝きを放つ瞳と、天性の聡明さで
男たちを虜にする芸者さゆりとして花開きます。
そして、ついに彼女は芸者とその客として
「会長」と再会するのですが、ちょうどその頃、
時代は戦争へと動き始め、さゆりの運命も、
その渦の中へ呑み込まれていきます


SAYURI


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SAYURI
 
SAYURI

第2次大戦前後の日本の花街は、ロスアンゼルスから1時間ほどの場所にある牧場に建設されました。巨大セットをシルクで丸ごと覆い、カリフォルニアの陽射しをシャットアウトし、日本の冬の柔らかい光に変えたのは見事の一言につきます。
 


SAYURI
米国人が京都の芸者を題材に描いた「SAYURI」が、
日本と米国の間で賛否両論の評判を呼んでいます。
プロデューサーの1人であるダグラス・ウィック氏は
インタビューで、「日本人は常に、ハリウッド
マジックを正しく理解してきた。ハリウッドで
一流の職人たちが結集し、失われた日本世界への
ラブレターを作り上げた」と語っています。
また、この映画は芸者文化についての歴史考証
ドキュメンタリーではなく、全世界の観客に向けて
描いた「普遍的なラブストーリー」だとも述べました。
ただ、同作品では中国人俳優が芸者を演じ、全編が
カリフォルニアで撮影されているため、公開に先立ち
行われた日本での試写会では、日本文化について
正しく描かれていないことや日本人でない役者が
出演していることなどに対し、批判の声もきかれました。
しかしウィック氏は、文化的なことには細やかな
配慮が必要だと理解しているとしたうえで、
同映画は、一部の批判を上回るだけの支持を
得ている、と主張しているそうです。


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